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労働環境が悪いと感じたら?労働者ができる対策と心構え

暮らしの法律

社会人は一週間のうちの可処分時間の大半を労働に費やします。そのような中で「残業が多すぎる」「上司のパワハラに耐えられない」「休憩もろくに取れない」――
そんな日々が続くと、心も身体も疲れきってしまいます。

「うちの会社、ちょっとおかしいかも…?」そう感じたあなたに、労働環境が悪いと感じたときにできる具体的な対策をご紹介します。

労働環境が悪いときの対策

記録を残す

労働時間、上司からの発言、休憩時間の有無など、気になることは記録に残しておきましょう。
特に以下のような情報は、後の相談や法的対応の材料になります。

  • 出退勤の時間(タイムカードの写真やメモ)
  • パワハラやセクハラの内容と日時
  • 休憩が取れなかった日とその理由

スマホのメモアプリや日記形式でOKです。「言った」「言わない」のトラブルを避けるためにも、できるだけ詳細に残しておきましょう。

ハラスメント被害は証拠が大事です。証拠がないと実際に被害にあっていたとしても認められないケースもありうるため、可能な限りたくさんの証拠を集めましょう。

社内の相談窓口を利用する

会社に「人事部」「コンプライアンス窓口」「相談窓口」がある場合は、まずはそこに相談してみましょう。

匿名で相談できる場合もあります。
「改善を求めるのはおかしいことではない」という意識を持ち、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。

ただし、会社の相談窓口が機能していない場合はこの段階で改善されないこともあります。また、証拠が不十分だとハラスメント被害が認められないことがあります。会社は本来中立であるべきですが、自社に不利益な事実は隠したがるものです。

労働基準監督署に相談する

労働時間の過多や未払い残業代、休日が取れないなどの「労働基準法」に関わる問題がある場合、
労働基準監督署に相談することができます。

匿名での相談も可能で、必要に応じて会社に是正勧告が行われることもあります。

ただし、必ずしも動いてくれるとは限りませんので注意が必要です。

相談内容の例

  • 毎日深夜まで働かされている
  • 有給休暇を取らせてもらえない
  • 給料が約束通り支払われていない

外部の相談窓口を活用する

労働問題に詳しい団体や専門家に相談するのも有効です。

  • 総合労働相談コーナー(厚生労働省)
  • 各地の労働組合(ユニオンなど)
  • 弁護士・社会保険労務士

最近では、LINEやチャットで無料相談できるサービスもあります。

現実的にはこの外部の相談窓口が現実的です。特に、ハラスメント被害の証拠が集まっている場合は弁護士への相談をおすすめします。

あまりにも労働環境が悪いときは転職も視野に

心身の健康を守ることが最優先です。
「ここで頑張らなきゃ」と無理を続けてしまうと、うつ病などの深刻な事態に陥る可能性もあります。

今の職場がどうしても改善しない、話も通じない、限界だと感じるなら、転職をすること視野に入れましょう。

転職エージェントや転職サイトなどを活用して、もっと自分を大切にできる職場を探すのも一つの手です。

転職を前向きに考えるタイミング

  • 心身に不調をきたしている
  • 出勤前に強いストレスや不安がある
  • 働く意味が見えなくなっている
  • 改善の余地が全く感じられない

転職活動は今すぐ辞めることとイコールではありません。情報収集だけでも始めておくことで、「いつでも抜け出せる」という安心感が生まれます。

最近では、転職エージェントを通じて非公開求人を紹介してもらえるほか、在職中にじっくり相談できるサービスも充実しています。

転職エージェントは人対人で行うサービスですから、合う合わないがあります。複数の転職エージェントに相談し、自分に合ったエージェントを探してみるのも手です。

まとめ

労働環境は、あなたの人生に大きく影響します。
「悪い環境に慣れること」が美徳ではありません。

あまりにも労働環境が悪いときは転職を検討しましょう。労働環境を改善するつもりがまったくない企業にいてもあなた自身にメリットはありません。

ひとりで悩まず、信頼できる人や専門家に相談してください。
あなたには、安心して働く権利があります。

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