司法書士ライターのTです。
私自身もSNSを頻繁に利用します。今回は、SNS上で知り合った人とどのようなトラブルが起きうるかについて解説していきます。
インターネット上で知り合った人というのは、お互い顔も名前も知らない関係です。匿名かつ、文字のみでのやり取りであることが大半です。よって、相手がどのような人なのかはわかりません。現代ではSNSは広く一般的に利用されておりますが、一方でSNS慣れにより警戒心がおろそかになりがちです。
◆まず、SNS上での取引についてのトラブルについて解説します。
X(旧Twitter)等で「〇〇を安く売ります」といった投稿を見かけることがあります。相場よりかなり安く売られているのを見たら買いたくなるのが人間というものですが、これによりトラブルに巻き込まれる可能性があります。
①お金を払ったのに送ってくれない
②個人情報の漏洩(名前や住所がばれてしまった)
顔も名前も知らない関係である以上、相手がどのような人かはわかりません。このような場合、法律上は返金を求めることができたり、相手方は詐欺罪(刑法246条)等の刑事罰の対象となる可能性はありますが、実際にお金が返ってくる保証はありません。また、盗まれた個人情報について一度インターネットに掲載されると永久的に残る恐れもあります。
顔も名前も知らない関係である以上、相手がどのような人かはわかりませんから、安易に取引しないことが重要です。
◆次に、実際に会う場合についてのトラブルについて解説します。
これも同様、顔も名前も知らない関係である以上、相手がどのような人かはわかりません。つまり、会うことによってトラブルに巻き込まれる可能性があります。
①脅されてお金をとられた
②傷害行為を受けた
もし上記のトラブルがあった場合、相手方は刑事罰に問われることになります。しかし上記のトラブルに遭ってからではなく、遭わないようにすることが重要です。最悪の場合命が狙われる危険もあるからです。
顔も名前も知らない関係である以上、相手がどのような人かはわかりませんから、安易に会おうとしないことが重要です。
◆最後に、トラブルに遭わないためのSNSの利用について解説します。
結論としては、安易に相手を信用しないことが重要です。顔も名前も知らない関係である以上、相手がどのような人かはわかりませんから、数年間付き合いのあるフォロワー同士であっても、安易に信用しないことが重要です。
小学生や中学生であればそもそもSNSを利用しない(利用させない)という方法もありでしょう。
これは、弁護士や税理士、司法書士等の士業アカウントについても同様です。
匿名で利用している士業の方も多く存在します。これらが本物であるという保証はありません。SNS上から直接問い合わせする場合、あらかじめ本名を聞くなど本物であるか調べておくとよいでしょう。
司法書士であれば、相手の本名や会員番号を聞くことによって、日本司法書士会連合会のホームページで検索できます。
現代ではSNS慣れしすぎている一方で、SNSのリスク管理が疎かになっているような場面も見られます。今一度見直してみるのもよいでしょう。
今回は以上となります。
