近年では商品やサービスを利用しようと考えた際、多くの人がインターネットを利用して情報を得ます。そのため、ホームページを作成するのが一般的になっています。
そのうち、「商品やサービスの魅力をしっかり伝えたい」⇒そしてそのまま「問い合わせや購入につなげたい」——そんなときに効果を発揮するのがランディングページ(LP)です。
今回は、成果を上げるランディングページの基本的な作り方から、構成、デザインのコツまでを分かりやすく解説します。
ランディングページとは?
まず、ランディングページには広義のランディングページと狭義のランディングページがあります。広義のランディングページとは、訪問者が最初にアクセスするページを指します。狭義のランディングページとは、アクセスした訪問者のコンバージョン獲得を目指す縦長ページです。
この記事で「ランディングページ」とは、狭義のランディングページ(アクセスした訪問者のコンバージョン獲得を目指す縦長ページ)を示して解説しています。
主な目的は以下のようなものです。
- 商品・サービスの購入
- メルマガ登録
- 問い合わせ
- 資料請求 など
そのため、通常のホームページとは違い、1ページで完結し、ユーザーに行動を促す設計がされています。
参考までに、当所もランディングページを導入しています。
当サイトの場合、パソコンでは2カラム(列)表示、スマートフォンでは1カラム(1列)で表示されるようにしています。
ランディングページの基本構成
成果の出るLPは、次のような構成になっていることが多いです。
- キャッチコピー(ファーストビュー)
⇒ ぱっと見で「誰の・どんな悩みを解決するか」が伝わることが重要です。 - 共感・問題提起
⇒ 「あなたもこんな悩みありませんか?」という問いかけで、読者の興味を引きます。 - 解決策の提示
⇒ 商品・サービスの紹介を通じて「こんなふうに解決できます」と提示します。 - 実績・お客様の声
⇒ 信頼性や安心感を高める要素。口コミや事例が効果的です。 - よくある質問
⇒ 不安や疑問を解消し、離脱を防ぎます。 - 行動喚起(CTA)
⇒ 「今すぐ申し込む」「無料で試す」などのボタンやお問い合わせフォームを設置します。ページ内に複数配置するのもおすすめです。
ランディングページをデザインするときのコツ
ランディングページをデザインするには、下記を意識するとよいでしょう。
- スマホ対応は必須:現在はスマホからの閲覧が大多数。レスポンシブ対応はマスト。
- 見やすさ重視:フォントサイズ、余白、色使いで読みやすさを意識。
- CTAを目立たせる:目を引く色・ボタンデザインで、クリックされやすく。
- 画像・イラストも活用:テキストだけでなく、視覚的な要素で伝えると効果的。
業種にもよりますが、会社設立後初めから凝ったLPを作成する必要はありません。当所のLPもシンプルに構成しています。ホームページ制作費は安いものではありませんので、いずれ会社が大きくなってから行う方がよいでしょう。
作成ツール・方法
はじめてランディングページを作成される方には、以下のツールがおすすめです。
- ペライチ:無料で使えてテンプレートも豊富。ノーコードでLPが作れます。
- Canva:デザインはCanvaで作成、LPはWordPressで運用。
- STUDIOやWix:ドラッグ&ドロップで簡単作成できるサービス。
- VSCode:コーディングをしっかり行う場合はおすすめです。
また、本格的に運用したい方は、WordPress+専用テーマで作るのもおすすめです。当所のLPはWordPress+ブログ用テーマで運用しています。
なお、WordPressを利用する場合において、ブログ運用をメインに行う場合は「WordPress.com」を利用する方法でもよいですが、基本的に「WordPress.org」からインストールする方がサイト自由度が高いためお勧めです。
WordPressの利用方法として、レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法と、「WordPress.com」を利用する方法があります。レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法が一般的に行われています。
しっかりコーディングを行う場合、デザインを作成後、ChatGPTなどAIでコードを作成し、思い通りになっていないところがあれば修正を行っていくというやり方がスムーズです。
会社設立したらランディングページを作るべき理由
近年では商品やサービスを利用しようと考えた際、多くの人がインターネットを利用して情報を得ます。そして、ホームページを訪れた利用者が自社のサービスを利用するよう促すために、ランディングページを作成します。
サービスや商品を明確に伝えられる
会社概要のページではなく、一つのサービスや商品に特化して訴求できるのがLPの強みです。設立直後は「何をしている会社なのか」を簡潔に伝える必要があるので、効果的な手段です。
集客・問い合わせにつながる
広告を出す、SNSから誘導する、検索結果から来てもらう——
いずれにしても、訪問者を「問い合わせ」「申し込み」といったアクションに誘導するために、LPがあると圧倒的に強いです。
広告運用にも必須
Google広告やFacebook広告を使うなら、遷移先は「LPがベスト」です。広告と内容がマッチしていると広告の効果も上がります。
信頼感を高める
設立間もない時期は「ちゃんとした会社なのかな?」と不安を持たれやすいです。
そこで、しっかりと作り込んだLPがあると、安心感・信頼感がグッと上がります。
逆にランディングページが不要な場合は?
以下のような場合は、必ずしも最初からLPを作らなくてもOKです。
- 紹介や既存の人脈だけで仕事が回る
- オンラインで集客する予定がない
- サービスの内容がまだ固まっていない
また、凝ったホームページを作成したいというような場合もランディングページはあまりお勧めできません。すべて1ページにまとめると、サイトが重くなる原因になるためです。
SEO対策をしたい場合においてもランディングページでは順位が上がりづらいためお勧めできません。同じドメインでブログも運営する、SNSでリンクを貼るなどの対策が必要です。
【構成例】会社設立直後のランディングページ構成(BtoBサービス向け)
本項では、ランディングページの構成例を解説しています。
ファーストビュー(キャッチコピー+ビジュアル)
- 強いキャッチコピー
例:「中小企業の業務効率化をサポートする◯◯システム、今なら無料体験受付中!」 - サブコピーで補足
例:「設立したてでも安心。導入実績多数、サポート充実の業務支援サービス」 - 行動ボタン(CTA)
例:「無料体験してみる」「資料を請求する」など
当サイトの場合、「会社・法人のことならお任せください!」がキャッチコピーです。
ターゲットの悩み・課題の提示
- 「あなたはこんなお悩みありませんか?」の問いかけ形式
- 例:
- 手作業で時間がかかっている
- 社内の情報共有がバラバラ
- 経費が見えにくく、管理が大変
サービスの紹介(解決策の提示)
- あなたのサービスがどうやって課題を解決するか
- 見出し+アイコン+短文でシンプルに
- 例:
- 見える化 → ダッシュボードで業務状況を一目で把握
- 自動化 → 月10時間の作業時間を削減
当サイトの場合、サービスの1つとして「起業支援・スタートアップ支援」と紹介しています。内容として「当所では、起業を目指す方や創業間もないスタートアップ企業を対象に、法人設立手続きから、資金調達に関するサポートまで、幅広い支援を行っています。事業の成長段階に応じた柔軟なアドバイスを心がけ、スピード感と正確性を重視したサービスをご提供いたします。初めての起業で不安を抱える方にも、安心してご相談いただける体制を整えております。」と、少々長いですがサービス内容を紹介しています。
選ばれる理由(他社との違い)
- 他社との違い、強みを3つ程度に絞って紹介
- 例:
- 創業支援に特化
- 月額固定で安心
- 導入後のサポートが手厚い
当サイトでは、「お客様のご希望に沿った会社・法人を提案可能です」として強みをアピールしています。他の司法書士事務所では登記だけ対応といったパターンが多い中、明確な当所の強みの1つです。このような強みを見つけてアピールしましょう。
実績・お客様の声
- 導入事例や利用者の声(画像つきだと効果的)
- 例:
- 「業務時間が30%短縮されました」などのコメント
- 企業ロゴや担当者写真があると信頼感UP
料金プラン(必要なら)
- 初期費用、月額、無料期間など
- 表やリスト形式でわかりやすく
よくある質問(FAQ)
- 導入時期・料金・サポート内容など
- ユーザーが「今すぐ申し込んでいいのか」不安を感じて離脱しないよう対策
行動喚起(CTA・お問い合わせ)
- ページ中・最後に目立つボタン
- 例:
- 「無料体験を申し込む」
- 「サービスの資料を請求する」
- 「5分で相談予約」など
フッター(会社情報・信頼性を補完)
- 運営会社名、所在地、代表者、問い合わせ先
- 特定商取引法に基づく表記(必要に応じて) など
まとめ
ランディングページ(LP)は、構成やデザイン、コピーの工夫で大きく成果が変わります。
「誰に・何を・どう伝えるか」を意識し、まずは一度作ってみることが大切です。
- 新規顧客をWeb経由で獲得したい
- 特定のサービスや商品のPRをしたい
- 起業初期の信頼性を高めたい
という方には、ランディングページは早めに作っておいて損はないです。そのまま集客につながるようなLPを作成することで、ホームページをうまく営業ツールとして利用できることでしょう。



