「会社を設立したので自社のホームページを作成したい」「WEBサイトを制作して集客したい」「WEBデザイナーになりたい!」
WEBコンテンツがあふれている現代では多くの人がWEBサイトに関心を寄せています。
では、具体的に何から始めたらいいのでしょうか?
この記事では、WEB制作を始めるためにやるべきことを、順番に紹介していきます。
まずは「WEBデザインとは何か」を知る
WEBデザインとは、ただサイトを「きれいに」作るだけではありません。
「誰に」「何を伝え」「どんな行動をしてもらいたいか」を考えて設計します。
少しでもイメージを掴むために、まずは以下をしてみましょう。
- 好きなサイトを3つ探して、どこが魅力的か言葉にする
- 「WEBデザインとは何か」で検索して基礎知識をつける
デザインツールに触れてみよう
プロのWEBデザイナーがよく使うツールは、
- Photoshop(フォトショップ、フォトショ)
- Illustrator(イラストレーター、イラレ)
- Figma(フィグマ) などです。
無料で使えるFigma(フィグマ)がおすすめです。もっと凝ったホームページを作成したい場合はPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)を使用しましょう。
簡単なバナーを真似して作ってみるだけでも、ツールの使い方に慣れていきます。
HTMLとCSSを学ぼう
WEBデザインは見た目を作るだけでなく、実際にブラウザで動かすところまで関わる場合が多いです。
そのため、最低限のHTML(サイトの骨組み)とCSS(サイトのデザイン)は重要です。
おすすめの勉強法は、
- Progateやドットインストールなどの初心者向け教材を使う
- ひとまず「自分のプロフィールページ」を作ってみる
もっとも、現在ではノーコードでWEBサイトを制作できることも増えてきましたし、ChatGPTなどのAIでもコーディングができるようになり、必ずしも必要とはいえなくなりました。
しかし、知識だけはつけておくようにしましょう。
模写してみよう
学んだらすぐ「手を動かす」ことが大事です。
有名なサイトのデザインをそっくりそのまま再現する練習(=模写)が効果的。
ポイントは、
- 色・文字・余白・配置を細かく観察すること
- 最初はコードが間違っても気にしないこと
模写を通して、プロのデザイン感覚が自然と身につきます。
WEBデザイナーになるかどうかにかかわらず、ホームページを作成する場合、模写を行うのは必須といえます。
なぜWEBデザイン学習に「模写」が効果的なのか?
WEBデザインを学ぶとき、必ずと言っていいほど推奨される練習方法、それが模写(もしゃ)です。
模写とは、既存のデザインをそっくりそのまま再現すること。
ただ真似るだけ?と思うかもしれませんが、WEBデザイナーを目指す方は必須の工程ですし、実はこの作業には驚くほどたくさんのメリットがあります。
ここでは、なぜ模写が重要なのか、模写で得られる力を細かく解説します。
プロの「感覚」を体に覚えさせるため
プロのデザインには、ぱっと見では気づかない細かいルールや工夫がたくさん隠れています。
例えば、
- 見出しと本文の文字サイズ比率
- ボタンと文字の間の絶妙な余白
- 色のコントラストとバランス
- 情報を整理するための配置のリズム
こうしたものは、座学ではなかなか身につきません。
模写して初めて、「あ、ここは3pxだけズレてるけどバランスが良く見える!」など、実感として理解できるようになります。
デザインの「分析力」が身につく
模写をしていくうちに、ただ「再現する」だけでは足りないと感じるはずです。
「なぜこのデザインは見やすいんだろう?」と考えながら模写することで、
- レイアウトパターン
- 配色の考え方
- 文字組み(タイポグラフィ)
- 要素のメリハリのつけ方
など、デザインを分解して分析する力が養われます。
分析力は、オリジナルのデザインを作るときに絶対に必要なスキルです。
コーディングスキルも一気に伸びる
デザインカンプ(完成した見た目の設計図)をもとに、そっくりそのままコーディングする練習は、実案件に非常に近い流れです。
模写を通じて、
- HTMLで正しい構造を作る
- CSSで微細な調整をする
- FlexboxやGridでレイアウトを組む
- レスポンシブ対応を考える
こういった実践力がついていきます。
単なる勉強よりも、「使うための知識」になるので、吸収率が全然違います。
なお、WEBデザイナーを目指す方であれば必須ですが、自身のWEBサイトを作成するだけであれば、コーディングの模写まで行う必要はありません。
「できた」という自信になる
模写が完成すると、目に見える成果物が手に残ります。
これが小さくても確かな自信になります。
「ゼロから作るのは怖いけど、模写ならできた」
→「次はちょっとだけ自分でアレンジしてみよう」
→「オリジナルに挑戦してみよう!」
このステップアップを実感できるのが模写のいいところです。
ポートフォリオ作りの土台にもなる
模写作品は、いきなりポートフォリオに載せるのはNGですが、
そこから「自分なりにアレンジ」してオリジナル化すれば、立派な作品になります。
たとえば、
- 配色を変える
- コンテンツを変える
- レイアウトを少し変える
こうすることで、模写→アレンジ→オリジナル化という最強の流れが作れます。
模写の手順
「じゃあ実際、どうやって模写すればいいの?」
ここでは、初心者でも迷わないように具体的なステップを紹介します。
模写するサイトを選ぶ
まずは、模写する対象を決めます。
ポイントは、
- シンプルな構成のサイト(LPやコーポレートサイトのトップページなど)
- レスポンシブ対応(スマホ版・PC版)がわかるサイト
- デザインが洗練されているサイト
最初はバナー1枚でもOKです。
スクリーンショットを撮る
模写対象のページ全体をスクリーンショットして保存します。
(ツール例:Windowsなら「Snipping Tool」、Macなら「Shift+Command+4」など)
ブラウザの拡張機能でページ全体キャプチャを取ると、よりスムーズです。
なお、WEBコンテンツは著作権で保護されていますので、誤って公開することがないように注意が必要です。
ページ構成を分析する
いきなり作り始めず、まずは観察と分析をします。
- どんなセクションで分かれているか?
- どこにどんな要素(画像・テキスト・ボタン)があるか?
- 配色、フォント、余白のとり方は?
ノートやメモアプリで簡単に整理するのがおすすめです。
HTMLで大まかな骨組みを作る
サイトの「箱組み」をHTMLだけで作ります。
- header
- main
- section
- footer など、大きな構造を意識して組みましょう。
この段階では、見た目の細かさより「正しい構造」を意識!
CSSでデザインを整える
次に、CSSでスタイルを整えていきます。
- 色、フォント、余白
- レイアウト(FlexboxやGrid)
- レスポンシブ対応(@mediaを使う)
最初は「完璧に同じにする」ことを目標に、1px単位で細かく調整するのがコツです。
見直し・微調整
一通り完成したら、オリジナルと見比べながら、
- 色味
- 文字の太さ
- 余白
- 配置バランス を微調整していきます。
振り返り・記録を残す
最後に、
- 難しかった点
- 気づいたこと
- 次回改善したいこと などを簡単にメモしておきましょう。
この振り返りが、成長スピードを大きく加速させます!
まとめ|模写は「最強の学習法」
模写は単なる作業ではありません。
プロの知恵とセンスを、自分の中にインストールするための、最短ルートです。
WEB制作を勉強するにあたっては、模写を何度も繰り返しましょう。
「手を動かす」×「考えながらやる」
この意識で模写に取り組めば、確実にレベルアップしていきます!
ポートフォリオを作ろう
WEBデザイナーとして就職・転職・フリーランスを目指すなら、自分の作品集(ポートフォリオサイト)は必須です。
今まで作ったバナー、サイト模写、自作サイトなどをまとめましょう。
最初は簡単なWordPressテーマや、静的なHTMLサイトでも大丈夫です。
「自分で考えて作ったもの」を入れると、よりアピールできます。
自身のWEBサイトを制作するためであれば、ポートフォリオは必要ありません。ただし、会社概要などは必ず記載しましょう。
まとめ
模写は、WEBデザインを学ぶ上で最も効率的で実践的な学習法です。
ただ眺めるだけでは見えてこないプロの技術を、
手を動かして体にインストールすることができるからです。
具体的なステップはこうです。
- 模写するサイトを選び
- 分析して構成を理解し
- HTMLとCSSで正確に再現する
- 仕上げに細かい部分まで調整する
この流れを何度も繰り返すことで、
- デザインのセンス
- コーディングの技術
- サイト設計の思考力
これらが自然と身につき、オリジナル作品を作る力へとつながっていきます。
最初は小さなバナーでも、1ページだけのサイトでも構いません。
まずは1作品、手を動かして完成させるところから始めましょう!


